ローザンヌ滞在記:30日目

12/17、水曜日。雨。

体調が悪いのもあって、起きられず。しんどい。12時まで様子を見ることに。

起きてみると、なかなか調子は良いようなので、お昼ごはんにパスタを作って食べて、出発。途中のスーパーでパンを購入する。今日は無理してでもラボに行きたかったのは、ラボミーティングがあるから。

駅の薬局で喉シュッシュスプレーを購入。こちらの薬局は(調べてみると)薬剤師がやってるので、日本のようにチープな量販店化してはいない。喉の痛みと咳があることを伝えたらスプレー式を提案された。お値段28CHF。3500円ですよダンナ。。。。しっかり治してもらわんと・・・

オフィスに到着して、メールの返信など。15時半からはラボミーティング。C.M.による、複数形質の共進化。ちょうど自分が調べたこともあったモデルなので、色々とアドバイス(と言っても相手はポスドクなのだけど)。Stochastic Stabilityが肝要やろな〜

オフィスに戻ると、S.P.とC.L.にお茶に誘われる。今日は耳の調子がなかなか良かったのか、聞き取りがうまくいく。C.L.の妹は毎年スキーで怪我をする話が不謹慎ながら面白かった。毎年きっちり怪我をするらしい。

その後、オフィスに戻ってしばらくして、またS.P.とC.L.、そして直にローザンヌを去るM.N.と4人でディナー。なんというか色んな話を聞けた。

英語で話す時というのは素ではない(定義上あたりまえだが)し、人間関係はもちろん、相手の個性を察するとかも難しい。なので、相手の人間性というか、人間臭い部分をなかなか感じられない。だが今日はそれを初めて感じることができた。そう、初めて。海外に住んでもうじき合計5ヶ月になって初めてのことではないだろうか。

「嫌いな相手がいた場合、どうする?」という質問に対しても、「考えたらエネルギー使うから、避けるかな。ニュートラルでありたいんだ」という、ぼく自身の人間臭く悪どい部分をも伝えたら、「あ〜なるほどね!俺もそうだ!感情の振幅はエネルギー浪費がおおきい」という反応を貰えたのも、とても嬉しかった。これまでは、自分の考え方や生き方に、英語という外来言語を通じて、人々の思想が踏み込んできたことは、ただの一度も、なかったのだ。それが今日は、僕の思想を他者に伝えることすら可能だったという、実に素晴らしい日だった。耳の調子が何故かよかった。耳栓をして寝たからかな?げんをかついでこれから耳栓をして、眠りにつこう!