再・ローザンヌ滞在記：6日目

6/30，火曜日。晴れ。

今日は11h00にLLと議論する約束なので、8h30ごろに起床。もぐもぐ朝ごはんを食べたあと、シャワーを浴びて軽く部屋掃除。9h30ごろ、出発。

大学には10h00ごろに到着。文献整理や文献集めを終えて、11h00にLLのオフィスへ。2つほどプロジェクトの提案を行なってみたところ、片方はI know less about itって言われたので、自分で調べることに。もう1つに関してはやって見る価値があると思ったようで、参考文献をおそわった。

ほいで肝心の、スイスでの働き口について。今現在はポスドクとして雇えないが、マリエ・キュリー財団にグラントを出せば、PhDとしては論文4つあれば大丈夫、と言われた。…4つかあ。死ぬ気で書こう。

そうこうしていたら、ランチの待ち合わせを30分ほど越えた、12h00に。仕方なく一人で食堂へ。その途中の道で、道掃除をしているおっさんがいたのだけど、ほこりやゴミを飛ばす機械のせいで、ものすごい砂埃…。食堂にも飛んでいくし、食堂へ行く人の多いこの時間にここでやらなくてもええのに。と思っていたら、後続のいちどうの一人が、「おい！」と、注意していた。

食堂では考え事をしながら20分程度でサッとタイカレーを食べた。スイスでは、アジア料理が流行っていて、なんと食堂では日替わりのタイカレーが提供されている。それがなかなか美味しくて気に入っている。

部屋へそそくさとオフィスへ戻って、13h00から計算の続き。14h00ごろにPのオフィスへ行って、Wifiの手続き。Pはほんとに気のいいおっさん。毎回、ユーモアある対応をしてくれる。毎月、Wifiアカウントを更新しないといけないので、去り際には、"See you next monday, haha!!!"と笑ってくれた（来月まで会いたくねえよ、といった嫌味ったらしい感じではなく）。

そして1時間ほど計算すると、Cが部屋へ遊びにやってきた。コーヒータイム。思わぬ人間関係（端的にはゴシップですね）を聞いたり、7月か8月には湖畔でサッカーしたりBBQしようぜという話になったり。

その直後には、LやDとコーヒータイム。いや、結果的にはテラスでビールタイム。カンカン照りの下で飲むビールは最高にうまかった。ポルトガルビール。ちなみにDとは、再渡航後は初再会だったのだけど、「冬・夏という良いシーズンを選んで来てるな？！」と言われた。確かに。ちなみに、彼らには、おみやげの「博多通りもん」を。Lがかなり気に入っていた。

その後、オフィスへ戻って論文執筆。もうちょっと先行研究のレビューが欲しいかな。とおもったらCが後ろからわーっ！と脅かしてきた。あーびっくり。そこですこし雑談。サドマゾの話をすこし。DVとの境界は微妙なものだ、とか。警察はレイシズムが比較的はげしい、とか（多分そんな感じの話…）。最後に"Are you Sado? Maso?"と聞かれたので"Normal...yes, neutral"と答えておいた。人間、両面性を持っていると思うし、相手によって違うけどね。それでもぼくは「俺、サドだから」とか「お前、マゾだから」という枕詞で以て相手を口撃・攻撃する人は大嫌いです。

18h20ごろ帰宅して、今日こそはスーパーへ。がっさり買い込んで、ビールもすこし。閉店の19h00ちょうどに退店し、帰宅して、トマトスープパスタ。

レシピは簡単。パスタ、ゆでる。お湯をコップ1杯分くらいキープしておく。フライパンにオリーブ油をしく。パスタを強火で炒める。お湯をフライパンに入れる。トマトソースを真ん中にかけて、チーズをトマトソースに載せる（ここがポイント）。弱火に切り替える。しばらくぐつぐつさせて、チーズがとろけてきたら、刻みパセリをのせて完成。サラダと一緒に頂きました。

今日も今日とて、ベルギービール。Duchesse de Bourgougne。ブルゴーニュの伯爵夫人。ちなみにその前には、ビール500缶を一本あけてます。

…人様のお目に叶うほどの良い晩飯ではないのだけど、何にせよ…うまい。サラダにのってるのは、モッツァレラチーズ。チップスもポリポリ。食べてたらオーナーが帰宅。イッツオット！イッツオット！って言うから何やと思ったら、"It's hot!"だった。でたよ、フランス語の無音のアッシュ。でもだいぶん慣れてきた、、、気がする、、、？

しばらくのんびりしてると、ルームメイトの一人が退室手続きに。奥さんは引き続きローザンヌで働くが、彼自身はジュネーブ勤務になるそうな。大変やのぅ。。ということで挨拶をしてさよなら。お皿を洗って、論文を書く。うーむまだすこし時間がかかりそう。

そういえばなでしこジャパンのパスサッカーというかパス成功率、フランスとならんで1位らしい。ぼくは男子バレーより女子バレーが好きなんやけど、その理由は、男子はスパイク一本でラリーが終わってしまうことが多いからなんよね。女子のほうが、フィジカルに差が出にくい。一方、女子サッカーも男子サッカーに比べるとフィジカル（ジャンプ、スピード、ボディコンタクト）に差が出にくいので、カウンターサッカーがあまり機能せず（もちろん、オフサイドぎりぎりをダントツで飛び出した場合は別だろうけど）、かなり技術が重視されるように思う。実際、なでしこジャパンの崩しは、めっちゃうまいし、体格で劣っているはずの日本が勝ち進める要因にもなっているように思うのです。男子サッカーはけっこう、フィジカルゲーだからねえ。

引き続き応援しましょう。悲しいことに、時差で観られなさそうやけど…。

部屋に戻ってメールを返して、筋トレして歯磨き。