ローザンヌ滞在記:1日目

11月18日、火曜日。雨。

7時50分起床。ほんまは4時位に目が覚めてしまってました。日本時間12時ということは、うん。。仕方ないね。

今日はローザンヌへの移動もあるし、道には確実に迷うし、早めにシャワー。関空で購入した、メイク落としの洗顔がめっちゃいい感じ。 パジャマとかスリッパとかをケースに入れ、準備完了。あと、残金計算。すると、1/2フランを1/2セント(※そんなものはない)と勘違いしていたことが判明…。お釣り、チョロマカサれてなかった! 疑ってすみません。

Novotelの本館で、チェックアウト。4.6フランの税金を納め、駅へ出発。コロナヴァン駅のMIGROSというスーパーで、水と大量のパンを購入。これを晩飯にしよう。 券売機で、ローザンヌまでのチケットを買う。2等の席が21.8フラン。約2700円。気づいたらフランス語表示のままでも難なく購入できてしまっていた。フランス滞在しててよかった〜。 改札とかはなくて、そのまま電車に乗る。広い!空いてる!どっしりと座り込み、朝飯のパンを頬張る。

40分ほどして、ローザンヌに到着。さて、こっから大学へ行かねば…。街を観察する余裕もなく、地下鉄へ。きっぷのルールが難解だったが、なんとか購入。1.9フラン。 乗り換えを経て程なくして、UNIL Sorge下車*1。UNILだけで3駅か。デカいな。。

指示どおり、建物へ向かう。Biophoreという緑色の建物。しかし、この中で迷子に。人にオフィスを尋ね、部屋をノックするも、不在。こまった。ということで、別の部屋の人に、オフィスメイト(S)を呼び出してもらう。 2分後に、Sがやってくる。一安心〜〜〜〜。オフィスへ連れて行ってもらう。この部屋は4人で使うことになりました。こんなに人がいる部屋で仕事するなんてめっちゃ久しぶりで新鮮。

主はネコ(写真はまた明日)。

…毎日くるらしい。撫でるとゴロゴロ言う。ええ、イチコロですね。かわええ…

その後、Laurentが現れ、挨拶。Ryosukeの発音の仕方を講釈たれる。巻き舌できてよかった!とりあえず明日からは「Lamb」って呼んでもらうことにしたい。

さっき迎えに来てくれたSと、カフェでご飯。話すうちに発覚。学生やったんか!てっきりポスドクかと。しかしご飯高いなあ。10.5フラン。それに、そんなに美味しくはない。 フランスでの食堂のご飯は最高だったので、ちょっとがっかり。。しかもゲストは高いという。財布に厳しいスイス。

Sと色んな話をした。個体ベースモデル。理論と実証の架け橋。数学と生物学の相互作用。経済学での理論と実証との良い相互作用。解析的モデルとシミュレーションモデルの意義。 アダプティブダイナミクスの論争。F.Roussetの話。楽しかった。

食後にオフィスに戻り、事務室で鍵をもらうための手続きをする。 も、ここでトラブル…。"When you come to Switzerland, you need to get tourist VISA!"

…「!?」

いや、焦る。。いらんはず。。何回も確認したし。その後のLaurentのジョークも笑えない。"Policeman will get you"…変な汗かいた。 無事に鍵をもらい、wi-fiのパスも預かる。3週間毎に更新しないといけないらしい。なるほど。

ビザの規定を調べてみると、やはり、要らないようだ。それにしても、パスポートを見てみると、入国審査のハンコがない… こやいかん…とまたも変な汗。でもよく考えたらフランクフルト経由だから、ドイツはシェンゲン協定国やから、入国はここで済んでいるんやな。ε-(´∀`*)ホッ。

オフィスでプレゼンの準備。協力行動の論文を読んだりしているうちに、Phil Trans of Roy Soc Bの論文が、UNILからだと無料で落とせることを知り、ウハウハ。 論文を読んだり、先行研究のレビューをしたり、モデルの礎を考えたり。クシャミしていると、ネコアレルギーか?と聞かれて「No, not at all」と言うも、「...I believe so...」と後から不安に。 めっちゃ笑ってもらえた。でも、ネコアレルギーって自覚がないだけで、可能性はあるのかもなあ…。鼻水は寒くてよく出るので、ようわからん。

ネコに突然デスクに乗っかられたり、あろうことか俺のダウンで爪とぎを始めたり。19時になったところで、ゲストハウスのオーナーにメールを送り、確認。無事にたどり着けるか不安。 とりあえず、最寄りの駅までメトロで移動。地図をラボで模写するという古典的な方法で暗記していたが、当該の場所は住宅街。やばい、迷った!と思ったが、建物もちょっと迷ってから程なく 発見!ブザーを鳴らして入れてもらう。

オーナーAはアジアっぽい感じの方。もう一人のフラットメイトMはイタリア人らしい。部屋の使い方の説明を聞いたあと、Mがご飯を作ってくれた。色んな話をしたけど、彼の英語は癖がなくてめちゃくちゃ聞き取りやすい。 イタリア人の英語は確かに、これまで経験的に聞いた感じやと、癖・訛りが弱い気がする(もちろん地域によろうが)。彼のパスタはめっちゃ美味しかった。。サラダも、レタスとトマトだけやのに、 お手製のドレッシングが最高!作り方を聴くと、ただオリーブオイルとビネガーを混ぜただけ、という。…感動!!

その後は疲れがドッと出て、イタリアvsアルバニアのサッカーの試合を観て、ヴィエリバロテッリ、トーニといったFWの話をしつつ、作業を少し。明日からがとても楽しみになってくる、よい一日でした。

…ただ、自分の「英語能力」の低さには本当に辟易とした。フランス人の英語って、一般的に見て、けっこう難しいのではないのかなあ…イギリスではここまで苦労しなかったのにな。聞き取りが難しいのと、あと、頭が働かず、うまく喋られないのも困りました。それはこの2ヶ月でしっかり上達させて帰ろうと思います!

また残金確認をしなくては。消費は、納税4.6、スーパーでの食べ物8.2、電車代??、食堂でのご飯10.5、だけかな。明日はプレゼンと、定期購入が最重要ミッション。

*1:UNILとは、 UNIversité de Lausanneの略